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ハセツネはバイクのレースではありません。

DAY.1の続き...

さてスタートの状況ですが、
スタート位置は、目標タイムを自身で判断し、自身でスタート時の位置を決めます。

10時間程度で完走予定の方はそのプラカード、
12時間程度完走予定の人は、12時間のプラカード
16時間、20時間完走予定の人も、それぞれのプラカードの近くに並びます。

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自分はちょっと無理して16時間プラカードに並んだ。

13時00分、スタート!

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この大会は2000名を越えるエントリーであり、その人数がシングルトラックに入ると、もちろん大渋滞になり、スタートして最初のダートでは、歩くというよりも立ち止まる場面もあるそうだ。

なので、トップ集団は渋滞を避けるために、スタートから飛ばします。

まぁ、自分は渋滞の中で準備運動しながら、のんびりスタート。

入山峠(スタートから約7.0km)までは渋滞がところどころあり、ここまでで体の慣らし、ウェアの見直しをすることができます。

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17時を過ぎたころから辺りが暗くなり、林の中など暗い場所ではライトを点けるようになった。



◆◆◆第一関門:浅間峠(せんげんとうげ)18時02分(05h02m07s)

暗くなって、第一関門到着
そこには大勢のランナーが座って、補給や休憩を行っていた。

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スタートからここまでの間は、ストック禁止区間。
ここからストック使用可能ということで、バックからストックを取りだして、準備している人が多い。

こういう場所で座り込むと、意外とタイムロスになることから、アンパン食べて、すぐに再スタート。

ここまで問題点皆無
予報に反して雨が降らず、湿度が高いものだから汗が大量に出ます。



ハセツネ最高峰の三頭山(みとうさん)の手前(スタートから約30km)で、ハイドレーションの水が無くなった。(2.0L)

同所の近くの避難小屋での給水を目当てにしていたが、オフィシャルが「水場までの道が危険なので行ってはだめ。」だって。

じゃぁ、なんで行程表に載せてるの。オフィシャルマップにも記されているのに。
ブリーフィングでも何の説明もなかったし。

まぁ文句を言ってもしかたないので、やむを得ず7.0km先の第二関門をめざす。
第二関門では1.5Lの補給が保証されているのである。

この先は、体内の水分をこれ以上減らさないように、ゆっくり歩いて距離をかせぎます。

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三頭山をすこし過ぎた辺りから、ストックを持つ手にしびれが出始めた。
過去に経験した脱水症状と同じ症状。

間違いない。
蒸し暑く、発汗により大量の水分が失われている。

スピードをおとし、一歩一歩進んでいく。



山道沿いには、死体のようにランナーがころがっている。

疲れたのか、足が痛いのか、眠いのか、



気持ちはわかるけど、まだ先は長い。
こんなところで休んでては、制限時間内のゴールは難しいやろ。



遅いながらも第二関門を目指して、少しづつ進む。


天気予報では、大雨+雷と言っていたが、
多少の雨は降っていたのだろうが、雨粒が木々にさえぎられて、
体がぬれることはなかった。



ジャケットやカッパ、不要な重りを持って走ったわけだ。





第二関門が近づいた23時ころ、突然スイッチが入った。
by tk2000kt | 2011-10-28 20:53 | マラソン